ピラティスの効果を感じないと、「このまま続けても意味がないのかな?」と不安になることがあります。

特に、体重や見た目の変化を期待して始めた場合、数字がすぐに変わらないと効果がないように感じやすいものです。

しかし、ピラティスで何を実感するかは、目的や運動経験、レッスン内容、頻度によって異なります。

また、「効果」という言葉自体がとても広く、体重、姿勢、身体の動かしやすさ、運動習慣など、見るポイントによって評価も変わります。

今回はピラティス 効果を感じないと悩んでいる30代・40代女性へ、考えられる理由と見直したいポイントを分かりやすく解説します。

ピラティスの効果を感じないと悩む40代女性

ピラティスの「効果」とは何を見る?

まず確認したいのは、自分が何をもって「効果が出た」と判断しているかです。

ピラティスを始める理由は一人ひとり違います。

  • 体重を減らしたい
  • ボディラインを整えたい
  • 身体を動かしやすくしたい
  • 運動不足を解消したい
  • 姿勢を意識できるようになりたい
  • 運動する習慣を作りたい

同じレッスンを受けても、何を目的にしているかによって「変わった」と感じるポイントは異なります。

体重だけを見ていると、それ以外の小さな変化を見逃してしまうことがあります。

ピラティスの効果を感じない理由① 体重だけを見ている

ダイエット目的で始めた方ほど、体重計の数字を一番に確認したくなるかもしれません。

ただし、ピラティスを行ったからといって、短期間で体重が大きく減るとは限りません。

体重の変化には、食事量や日常の身体活動、睡眠、運動量など多くの要素が関係します。

そのため、「体重が変わらない=ピラティスが無意味」と考える必要はありません。

ダイエットとの関係については、ピラティスで痩せる?30代・40代女性が知っておきたいダイエットとの関係でも詳しく解説しています。

体重以外の身体の変化を確認する40代女性

理由② 始めてすぐに判断している

数回レッスンを受けただけで、「まだ何も変わらない」と感じることもあります。

しかし、運動による変化は、すべて同じタイミングで現れるわけではありません。

まず動きに慣れ、その後に身体の使い方が分かってくる方もいます。

反対に、初回から「普段使っていないところを意識した」と感じる方もいるでしょう。

「何回で変わる」と決めすぎない

インターネットでは、「3回で変わる」「10回で変化が分かる」といった表現を見かけることがあります。

けれども、すべての人に同じ回数で同じ変化が起こるわけではありません。

年齢、運動経験、生活習慣、レッスン頻度などが違えば、実感の仕方にも個人差があります。

理由③ 通う頻度と目的が合っていない

ピラティスは、回数を増やせば必ず効果が大きくなるという単純なものではありません。

一方で、月に一度だけ受けながら大きな身体変化を期待している場合は、目的とのズレがあるかもしれません。

2016年には、若く運動習慣の少ない女性を対象に、週1回・10週間のピラティスを調べた研究があります。

その研究では複数の身体・心理指標に変化が報告されました。ただし、対象者は若い座りがちな女性であり、30代・40代女性全員へそのまま当てはめることはできません。

週1回について詳しく知りたい方は、ピラティス週1でも意味ある?も参考にしてください。

ピラティスの頻度をトレーナーと相談する40代女性

毎日やればいいわけでもない

逆に、「早く結果を出したいから毎日やろう」と考える必要もありません。

内容や強度、疲労の状態を考えながら、自分が無理なく続けられるペースを作ることが大切です。

ピラティスは毎日やっていい?でも、頻度について詳しく紹介しています。

理由④ 動きを「こなすこと」が目的になっている

ピラティスでは、同じように手足を動かしていても、身体の使い方によって感じ方が変わります。

たとえば脚を動かすエクササイズでも、肩に力が入っていたり、呼吸を止めていたりすることがあります。

動きを最後まで終えることだけに集中すると、自分の身体へ意識を向けにくくなる場合もあるでしょう。

そこで、回数よりも「どこを使っているか」「余計な力が入っていないか」を確認してみてください。

呼吸については、ピラティスの呼吸とは?でも詳しく解説しています。

理由⑤ レッスン内容が今の身体や目的に合っていない

同じピラティスでも、レッスン内容はすべて同じではありません。

運動初心者と長く運動している方では、必要な説明や適した強度が異なることがあります。

さらに、姿勢を意識したい方と、運動量を増やしたい方でも目的は違います。

そのため、自分の目的がトレーナーへ伝わっているか、一度確認してみることも大切です。

目的が変わったら伝え直していい

始めた頃は「運動不足解消」が目的でも、続けるうちに「もっと身体を動かしたい」と感じることがあります。

反対に、最初はボディラインが目的だったものの、身体の使い方そのものへ興味が出てくる方もいます。

目的が変わったときは、遠慮せずトレーナーへ相談しましょう。

目的に合わせてマシンピラティスの内容を調整する女性

理由⑥ 他の人と比べすぎている

SNSでは、大きく脚を上げたり、難しいポーズをこなしたりするピラティス動画を目にします。

そうした映像を見ると、「自分は全然できていない」と感じてしまうことがあるかもしれません。

ただ、柔軟性や筋力、運動歴は人によって違います。

自分より身体が柔らかい人と同じ角度まで動くことが、ピラティスの目的ではありません。

以前の自分と比べて、少し動きやすくなった部分がないかを見るほうが実感につながりやすくなります。

理由⑦ ピラティス以外の時間を見ていない

1週間は168時間あります。

その中でピラティスを週1回行っていても、残りの時間は仕事や家事、移動、睡眠などの日常生活です。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、個人差を踏まえながら、今より少しでも多く身体を動かすことが勧められています。

つまり、スタジオで運動することに加えて、日常の身体活動にも目を向けることが大切です。

  • 座りっぱなしの時間が長くないか
  • 普段どのくらい歩いているか
  • 階段を使う機会があるか
  • 日常生活で身体を動かしているか
  • 無理なく運動を継続できているか

レッスンだけですべてを変えようとせず、一日の過ごし方も含めて考えてみましょう。

ピラティス研究でも「誰にでも同じ効果」とは言えない

ピラティスについては、多くの研究やシステマティックレビューが発表されています。

2023年のアンブレラレビューでは、BMIや体脂肪率、バランス、睡眠など複数のアウトカムについて研究結果が整理されています。

一方で、含まれた研究の質にはばらつきがあり、エビデンスの確実性はアウトカムによって非常に低いものから中程度まででした。

そのため、「ピラティスをすれば誰でも必ず○○になる」と断定することは適切ではありません。

研究結果を参考にしながらも、自分自身の目的や身体の状態を見ることが重要です。

では、何を見れば「変化」を確認できる?

体重以外にも、自分の身体を振り返るポイントがあります。

  • 以前より動きを理解しやすくなったか
  • 呼吸を止めずに動ける場面が増えたか
  • 苦手だったエクササイズが少し行いやすくなったか
  • 運動することへの抵抗感が減ったか
  • 継続してスタジオへ通えているか
  • 普段から身体を動かす意識が増えたか

すべてが同時に変わる必要はありません。

まずは一つでも「以前と違う」と感じる部分があるか、振り返ってみましょう。

ピラティスを続けて身体の変化を感じ始める40代女性

ピラティスの効果を感じないときの見直し方

何となく続けるより、一度目的を整理してみるのがおすすめです。

STEP1|最初の目的を思い出す

なぜピラティスを始めたのかを振り返ります。

体重、姿勢、運動不足、身体の使い方など、最初に期待していたことを書き出してみてもよいでしょう。

STEP2|できるようになったことを見る

数字だけではなく、動きや感覚についても確認します。

小さな変化でも、自分にとって意味のあるものなら継続の判断材料になります。

STEP3|トレーナーへ相談する

自分では変化が分からない場合、担当トレーナーへ率直に伝えてみましょう。

現在の目的とレッスン内容が合っているかを確認し、必要ならエクササイズや負荷を見直します。

STEP4|通い方を見直す

生活に無理のある頻度では、長く続けにくくなります。

逆に、目的に対して頻度が少なすぎると感じる場合は、スケジュールを相談する方法もあります。

スタジオを変えたほうがいい?

効果を感じないからといって、すぐにスタジオを変える必要はありません。

まず、現在の不満や目的をトレーナーへ伝えてみることをおすすめします。

それでも説明が十分でない、目的を聞いてもらえない、レッスン内容に納得できない場合は、別のスタジオを体験して比較する方法もあります。

スタジオ選びについては、ピラティスの体験レッスンで見るべきポイントも参考にしてください。

マンツーマンとグループで迷っている方は、パーソナルピラティスとグループレッスンの違いもご覧ください。

ELEM PILATES HAKATAでは目的を確認しながら進める

ELEM PILATES HAKATAでは、ただ決められたエクササイズを繰り返すことを目的にしていません。

最初に運動経験や現在の身体、ピラティスを始めたい理由を確認します。

その後、レッスンを続ける中で目的や感じ方が変わった場合は、内容について相談しながら進めます。

マンツーマンだからこそ、「最近変化が分からない」「もう少しこうなりたい」といったことも遠慮なく伝えてください。

何となく続けるのではなく、自分が何を目指しているのかを共有しながらレッスンを進めることを大切にしています。

ピラティスの効果を感じない|よくある質問

ピラティスは何回くらいで効果を感じますか?

全員に共通する回数はありません。目的や運動経験、頻度によって実感のタイミングは異なるため、「○回で必ず変わる」とは言えません。

週1回では少なすぎますか?

週1回でも運動習慣として続ける意味はあります。ただし、目的によって必要な運動量は異なるため、日常生活の身体活動も含めて考えましょう。

体重が減らなければ効果がないですか?

体重だけが評価方法ではありません。身体の動かしやすさ、運動習慣、エクササイズへの理解など、自分の目的に合った指標を見ることが大切です。

効果を感じない場合は毎日やったほうがいいですか?

毎日行えば必ず早く変化するわけではありません。内容や強度、疲労を考え、自分に合った頻度で続けてください。

トレーナーに「効果が分からない」と言ってもいいですか?

もちろんです。目的とレッスン内容を見直すためにも、感じていることを共有することは大切です。

まとめ|「効果がない」と決める前に目的を見直そう

ピラティスの効果を感じないときは、すぐに「自分には合っていない」と判断する必要はありません。

まず、自分が何を変えたくてピラティスを始めたのかを振り返ってみましょう。

次に、体重や見た目だけではなく、身体の動かし方や運動習慣にも目を向けます。

そして、目的とレッスン内容にズレを感じたら、トレーナーへ相談することも大切です。

「何回やったか」だけでなく、「何を目指し、以前と何が変わったか」を見ながら続けてみてください。

博多駅前で自分の目的に合わせたマシンピラティスを始めたい方は、ELEM PILATES HAKATAへお気軽にご相談ください。

参考情報

PubMed「Pilates and multiple health outcomes: An umbrella review」

PubMed「Physical and psychological benefits of once-a-week Pilates exercises in young sedentary women」

厚生労働省 e-ヘルスネット「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」成人版


ELEM PILATES HAKATA|店舗情報

ELEM PILATES HAKATAは、博多駅前にあるマンツーマンのマシンピラティススタジオです。

30代・40代女性を中心に、姿勢やボディライン、運動習慣づくりなど、一人ひとりの目的や身体に合わせたレッスンを行っています。

住所

〒812-0011
福岡市博多区博多駅前2-12-16
ムーンリバー2A

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