ピラティスは何ヶ月で変わるのか、始める前に気になっていませんか。

せっかく通うなら、「いつ頃から変化を感じられるの?」と思うのは自然なことです。

特に30代・40代になると、姿勢や下腹部、背中、ヒップラインなど、見た目の変化を目的にマシンピラティスを始める女性もいます。

ただし、「○ヶ月通えば必ず身体が変わる」と一律に決めることはできません。

なぜなら、柔軟性、筋力、身体の使い方、姿勢の見え方、体重など、何を「変化」とするかによって確認するポイントが違うからです。

今回はピラティスは何ヶ月で変わるのかをテーマに、期間だけに振り回されない身体づくりの考え方を解説します。

ピラティスは何ヶ月で変わるか鏡を見ながら考える30代女性

ピラティスは何ヶ月で変わる?まず結論から

最初にお伝えしたいのは、「3ヶ月なら必ず変わる」といった共通の期限はないということです。

一方で、ピラティスに関する研究では8週間や12週間といった期間で身体機能などを評価したものがあります。

たとえば、2022年には中年女性を対象に、週2回・12週間のマットピラティスを行った研究が報告されています。

また、8週間のプログラムを用いた研究もあります。

ただし、こうした研究期間をそのまま「8週間で見た目が変わる」「3ヶ月で全員が変わる」と解釈することはできません。

研究の期間は「変化を保証する期限」ではない

研究には、対象者の年齢や運動経験、週の回数、1回の運動時間など条件があります。

さらに、評価しているものも筋力、柔軟性、姿勢、体組成などさまざまです。

そのため、ピラティスは何ヶ月で変わるのかを考えるときは、まず「自分は何を変えたいのか」を明確にする必要があります。

「何ヶ月?」を考える前に、「何を変えたい?」を決める。

最初の1ヶ月で見るのは「見た目」だけではない

始めて1ヶ月ほどで、鏡を見て大きな変化が出ているかを確認したくなるかもしれません。

しかし、初心者の場合はまずマシンや動きに慣れる期間でもあります。

最初は身体の使い方を知る

呼吸をしながら動く。骨盤や背骨の位置を確認する。肩へ余計な力が入りすぎていないか気づく。

こうしたことも、最初の大切な変化です。

また、初回は難しかった動きが、数回後には少し理解しやすくなることもあります。

そのため、1ヶ月目から体重や写真だけで「効果がない」と判断する必要はありません。

ピラティス開始1ヶ月で身体の使い方を学ぶ女性

2〜3ヶ月では何を確認する?

数週間から数ヶ月継続したら、最初と同じ動きをもう一度振り返ってみます。

以前より動く範囲が変わっているか。身体の使い方を理解しやすくなったか。運動そのものに慣れてきたか。

こうしたポイントを確認すると、体重計だけでは見えない変化にも気づきやすくなります。

写真だけではなく動きも比べる

  • 初回よりスムーズにできる動きが増えたか
  • 身体へ余計な力を入れずに動けるか
  • 呼吸を止めずにエクササイズできるか
  • 運動後の感覚に変化があるか
  • 普段の姿勢へ意識を向けるようになったか
  • 運動することが生活の一部になってきたか

ピラティスは何ヶ月で変わるのかという質問に対しても、こうした複数の項目を見る方が現実的です。

ピラティスを2ヶ月から3ヶ月続けて動きに慣れてきた女性

3ヶ月通えば見た目も必ず変わる?

「3ヶ月」という数字は、運動やダイエットでよく目にします。

ただし、3ヶ月通ったからといって、全員の見た目が同じように変化するわけではありません。

身体の見え方には、筋肉や体脂肪だけでなく、立ち方や姿勢なども関係します。

さらに、体重や体脂肪を減らすことが目的なら、食事や日常の活動量も無視できません。

ピラティスだけで体型を決めない

ピラティスを週に数回行っていても、それ以外の時間の生活は人によって異なります。

食事、睡眠、普段の歩数、他の運動なども身体づくりに関係します。

以前の記事では、ピラティスで痩せるのかについて詳しく解説しています。

姿勢は何ヶ月で変わる?

姿勢を目的にピラティスを始める方もいます。

2024年に公表されたシステマティックレビューでは、ピラティスと姿勢について複数の研究がまとめられています。

一部では姿勢に関する変化が報告されていますが、研究の質や対象にはばらつきがあります。

別の2024年のシステマティックレビュー・メタ解析でも、成人の一部項目では改善が示された一方、エビデンスの確実性は低いものが含まれていました。

姿勢を「固定された正解」にしない

胸を張り続けることや、肩をずっと後ろへ引くことが目的ではありません。

立つ、座る、歩く、腕を上げるなど、身体は日常の中で動き続けています。

そのため、見た目の一瞬だけではなく、身体を自然に動かせるかも一緒に確認していきます。

週1回と週2回では変わる速さも違う?

通う頻度が違えば、練習する機会も変わります。

ただし、「週2回なら週1回の2倍速く変わる」と単純には言えません。

生活や体力を無視して回数を増やし、続かなくなってしまえば本末転倒です。

まず続けられる頻度を作る

週1回なら長く続けられる方もいます。

一方、時間と体力に余裕があり、週2回の方が習慣を作りやすい女性もいるでしょう。

以前の記事では、ピラティス週1でも意味があるのかについて紹介しています。

ピラティスは何ヶ月で変わるかだけではなく、「その期間を無理なく続けられるか」まで考えてみましょう。

ピラティスを何ヶ月も続けるために予定を組む40代女性

変化を感じにくいときに確認したいこと

数ヶ月続けても、「思っていたほど変わらない」と感じることはあります。

そんなときは、すぐに自分へ「向いていない」と結論を出さず、条件を整理してみましょう。

  • 最初に決めた目的は何だったか
  • 実際にどのくらいの頻度で通えているか
  • レッスン以外の日に身体を動かしているか
  • 減量目的なら食事も確認できているか
  • 睡眠や生活リズムが大きく乱れていないか
  • 体重以外の変化も見ているか

目的が「姿勢」なのに体重しか見ていなければ、評価方法がずれているかもしれません。

反対に、減量が目的なのに運動だけを行い、食事をまったく確認していない場合もあります。

30代・40代女性ほど短期間の結果だけで判断しない

忙しい30代・40代女性にとって、運動へ使える時間には限りがあります。

だからこそ、「1ヶ月で変わらなければやめる」という選び方は少しもったいないかもしれません。

まず、運動する予定を生活の中へ作れたかを見ます。

次に、自分の身体への理解が増えたかを確認しましょう。

そのうえで、数ヶ月単位で目的に近づいているかを振り返ります。

早く変わることより、変化を積み重ねられる生活を作る。

Before・Afterだけで判断しなくていい

SNSでは、短期間のBefore・After写真を目にすることがあります。

もちろん、写真を記録として使う方法はあります。

ただし、撮影する角度や姿勢、照明、服装によって見え方は変わります。

そのため、写真だけで身体づくりのすべてを評価しないことも大切です。

「できるようになったこと」も残しておく

以前より動きやすい。苦手だった動きを理解できるようになった。運動することが苦痛ではなくなった。

こうした変化も記録しておくと、自分の身体づくりを振り返りやすくなります。

ELEM PILATES HAKATAでは期間だけで目標を決めない

ELEM PILATES HAKATAでは、「3ヶ月通えば必ずこうなります」という形では身体づくりを考えません。

まず、一人ひとりが何を変えたいのかを確認します。

  • 姿勢を整えて見せたい
  • 背中や下腹部などのラインが気になる
  • 運動不足を解消したい
  • 身体を動かす習慣を作りたい
  • 今より動きやすい身体を目指したい
  • 好きな服を自信を持って着たい

目的を確認したうえで、現在の身体や生活に合わせてレッスンを進めます。

そして一定期間ごとに、「できるようになったこと」と「これから取り組みたいこと」を整理します。

ピラティスは何ヶ月で変わるのかという数字だけに縛られず、自分自身の変化を確認していくことを大切にしています。

ピラティスを続けた身体の変化をトレーナーと確認する女性

ピラティスは何ヶ月で変わる?よくある質問

1ヶ月でも変化を感じることはありますか?

感じ方には個人差があります。動きへの慣れや身体への意識など、見た目以外の変化を感じる方もいるでしょう。ただし、1ヶ月で全員に同じ変化が出るとは言えません。

3ヶ月続ければ見た目は変わりますか?

3ヶ月という期間だけで見た目の変化を保証することはできません。頻度や運動内容、食事、日常の活動量などによっても異なります。

週1回でも身体は変わりますか?

週1回でも運動習慣を作る選択肢になります。ただし、どのような変化を目指すかによって必要な運動量は異なります。

体重が変わらなければ意味がありませんか?

目的によります。身体の動きや運動習慣、姿勢への意識など、体重以外にも確認できる項目があります。減量が目的なら、食事や活動量も含めて評価しましょう。

初心者は何ヶ月続けるべきですか?

全員に共通する期間はありません。まず無理なく続けられる頻度を決め、一定期間ごとに目的と変化を振り返る方法がおすすめです。

まとめ|ピラティスは何ヶ月で変わるかより、何を変えたいか

ピラティスは何ヶ月で変わるのかについて、一つの正解はありません。

研究では8週間や12週間などの期間で評価されることがありますが、それが全員に同じ結果が出る期限という意味ではありません。

まず、身体の使い方や運動への慣れを確認します。

その後、目的に合わせて筋力や柔軟性、姿勢、ボディラインなどを振り返っていきます。

また、体重や体脂肪を変えたい場合は、食事や日常生活まで含めて考える必要があります。

「何ヶ月で変わる?」から、「今の自分は何が変わってきた?」へ。

博多駅前でマシンピラティスをお探しの方は、ELEM PILATES HAKATAで今の身体を確認するところから始めてみませんか。

参考情報

PubMed「Effects of a 12-Week Pilates Program on Functional Physical Fitness and Basal Metabolic Rate in Community-Dwelling Middle-Aged Women」

PubMed「Effects of Pilates on Body Posture: A Systematic Review」

PubMed「Are Pilates Exercises Effective in Improving Postural Misalignment? Systematic Review and Metanalysis」

厚生労働省「身体活動・運動の推進」


ELEM PILATES HAKATA|店舗情報

ELEM PILATES HAKATAは、博多駅前にあるマンツーマンのマシンピラティススタジオです。

30代・40代女性を中心に、姿勢やボディライン、運動習慣づくりなど、一人ひとりの目的や身体に合わせたレッスンを行っています。

住所

〒812-0011
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