ピラティスは有酸素運動なのか、それとも筋トレなのか、疑問に感じたことはありませんか。

ゆっくり動くため、「有酸素運動ではなさそう」と思う方もいます。

一方、翌日に筋肉を使った感覚があると、「筋トレと同じなの?」と感じるかもしれません。

実際には、ピラティスをどちらか一方だけに分類するのは少し難しいところがあります。

今回はピラティスと有酸素運動の関係を中心に、筋トレとの違いや目的別の取り入れ方を解説します。

ピラティスが有酸素運動か筋トレか考える女性

ピラティスは有酸素運動?筋トレ?

結論から言えば、ピラティスを「完全な有酸素運動」「完全な筋トレ」のどちらか一つで考える必要はありません。

レッスン内容や運動強度によって、身体への負荷は変わるからです。

ピラティスでは、自分の身体を支えながら手足を動かすエクササイズがあります。

そのため、筋肉を使う運動という側面があります。

また、動きを続けることで心拍数が上がる場合もあります。

ピラティスは「有酸素運動か筋トレか」の二択ではなく、内容によって複数の要素を含む運動と考えると分かりやすくなります。

そもそも有酸素運動とは?

有酸素運動には、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどがあります。

ある程度の時間、全身を継続的に動かす運動をイメージすると分かりやすいでしょう。

運動強度によっては呼吸や心拍数が増え、心肺機能にも負荷がかかります。

ただし、「息が上がればすべて有酸素運動」という単純なものではありません。

運動の種類だけでなく、強度や継続時間も関係します。

ウォーキングについては、ピラティスとウォーキングの違いは?でも詳しく紹介しています。

筋トレとはどんな運動?

筋力トレーニングは、筋肉へ負荷をかける運動です。

ダンベルやマシンを使う方法だけでなく、自分の体重を利用する運動も含まれます。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、自重運動を含めて筋力トレーニングとして説明しています。

一方、ピラティスは筋力を高めることだけを目的にした運動ではありません。

呼吸や身体の位置を確認しながら、動きをコントロールすることも特徴です。

詳しくは、ピラティスと筋トレの違いは?も参考にしてください。

ピラティスと筋トレの違いを説明するトレーナー

ピラティスにも有酸素運動の要素はある?

ピラティスでも、エクササイズを連続して行えば心拍数が上がる場合があります。

実際、ピラティスと心肺体力について調べた研究もあります。

2019年のシステマティックレビュー・メタ解析では、10件の研究がレビュー対象となりました。

その結果、ピラティスによる最大酸素摂取量の改善が報告されています。

ただし、研究ごとに対象者やプログラムは異なります。

そのため、「どんなピラティスでも十分な有酸素運動になる」と断定することはできません。

マシンピラティスなら運動強度は高い?

マシンを使うからといって、必ず運動強度が高くなるわけではありません。

リフォーマーでは、スプリングを使って抵抗を加えることができます。

一方で、スプリングを動きのサポートとして利用する場合もあります。

そのため、同じマシンでもレッスン内容によって身体への負荷は大きく変わります。

初心者の場合は、無理に心拍数を上げることより、まず身体の使い方を確認することも大切です。

リフォーマーについては、ピラティスのリフォーマーとは?でも解説しています。

運動強度を調整しながらマシンピラティスを行う40代女性

ピラティスだけで有酸素運動は十分?

健康づくりを目的にする場合、ピラティスだけですべてを補おうと考える必要はありません。

厚生労働省では、有酸素性身体活動と筋力トレーニングを組み合わせる考え方を紹介しています。

また、「今よりも少しでも多く身体を動かす」ことも基本的な方向性として示されています。

そこで、スタジオでピラティスを行いながら、日常生活では歩く時間を作る方法もあります。

つまり、一つの運動ですべてを完結させなくても構いません。

ピラティスだけでは運動不足?

「週1回ピラティスへ行っているから、それ以外は動かなくてもいい」という考え方はおすすめしません。

1週間には、スタジオのレッスン以外の時間も多くあります。

そのため、通勤や買い物、家事など日常の身体活動にも目を向けてみましょう。

たとえば、少し歩く時間を増やすだけでも身体活動の一つになります。

ピラティス週1回については、ピラティス週1でも意味ある?も参考にしてください。

ダイエットなら有酸素運動とピラティスどっち?

ダイエット目的では、「カロリーを消費するなら有酸素運動のほうがいい?」と考える方もいます。

しかし、体重の変化は一つの運動だけで決まりません。

食事や日常の身体活動、運動量など複数の要素が関係します。

そのため、「ピラティスか有酸素運動か」の二択で考えなくてもよいでしょう。

歩く時間を増やしながら、ピラティスを組み合わせる方法もあります。

詳しくは、ピラティスで痩せる?30代・40代女性が知っておきたいダイエットとの関係をご覧ください。

有酸素運動とピラティスを組み合わせる40代女性

「汗をかかない=有酸素運動になっていない」ではない

汗の量で運動の種類を判断する方もいます。

ただし、汗は体温調節に関わる反応です。

気温や湿度、体質などでも量は変わります。

そのため、汗をたくさんかいたから有酸素運動、汗をかかなかったから運動になっていないとは判断できません。

運動の目的や強度、どのように身体を動かしたかを見ることが大切です。

息が上がらないとピラティスは意味がない?

ピラティスでは、激しく息が上がらないレッスンもあります。

しかし、それだけで「運動になっていない」と考える必要はありません。

ゆっくりした動きでも、自分の身体を支えながら動く場面があります。

また、動きをコントロールするために筋肉を使うこともあります。

そこで、「どれだけ疲れたか」だけではなく、目的に合ったエクササイズができたかを見てみましょう。

有酸素運動とピラティスは同じ日にしていい?

体調に問題がなく、無理のない運動量であれば組み合わせることもできます。

たとえば、スタジオまで歩いてからピラティスを行う方法があります。

また、レッスン後にゆっくり歩いて帰る方法も取り入れやすいでしょう。

一方、強度の高い運動を長時間行ったあとは疲労が残る場合があります。

その日の体調や運動経験に合わせて調整してください。

ピラティス後にウォーキングを取り入れる40代女性

目的別|どの運動を組み合わせればいい?

運動不足を感じている

まず、日常生活で身体を動かす時間を増やせるか考えてみましょう。

歩く時間を増やしながら、ピラティスを取り入れる方法があります。

身体の使い方を知りたい

ピラティスでは、呼吸や骨盤、背骨などの位置を確認しながら動きます。

そのため、自分の身体へ意識を向けたい方には取り入れやすい運動です。

筋力をしっかり高めたい

目的によっては、ピラティスに加えて筋力トレーニングを取り入れる方法があります。

特に筋力向上を最優先する場合は、負荷を段階的に高める筋トレも選択肢になります。

体力をつけたい

ウォーキングなどの有酸素性身体活動も組み合わせると、運動内容に幅を持たせられます。

30代・40代女性は「一つの運動だけ」にこだわらなくていい

忙しい毎日の中で、何種類もの運動を完璧に行う必要はありません。

まず、自分が現在どのくらい身体を動かしているか確認しましょう。

ほとんど歩かない方なら、日常の歩行を増やすことから始められます。

さらに、週の中へピラティスを入れる方法もあります。

反対に、すでに運動習慣がある方は、目的に応じて内容を調整するとよいでしょう。

「この運動だけをすればいい」ではなく、生活全体で身体を動かすことを考えてみてください。

ELEM PILATES HAKATAでは目的に合わせて運動を考える

ELEM PILATES HAKATAでは、すべての方へ同じ運動量を求めることはありません。

まず、現在の運動習慣や生活リズムを確認します。

そのうえで、ピラティスを始めたい目的についてお聞きします。

また、普段ウォーキングや筋トレをしている方は、その運動も含めて考えます。

マシンの設定やエクササイズも、一人ひとりの運動経験に合わせて調整します。

ピラティスだけですべてを補うのではなく、自分の生活に合った運動習慣を作ることを大切にしています。

ピラティスは有酸素運動?よくある質問

ピラティスは有酸素運動ですか?

レッスン内容や強度によって心肺への負荷は変わります。そのため、すべてのピラティスを一般的な有酸素運動と同じものとして考えるのは難しいでしょう。

ピラティスは筋トレですか?

筋肉を使うエクササイズは多くあります。ただし、筋力向上だけを目的とした一般的な筋トレとは、運動の考え方や内容が異なります。

ピラティスだけで運動は十分ですか?

必要な運動量は生活や体力によって異なります。日常の歩行なども含めて、身体活動全体を見ることが大切です。

ダイエットなら有酸素運動をしたほうがいいですか?

ダイエットは一つの運動だけで決まりません。食事や日常の活動量も含め、無理なく続けられる方法を考えましょう。

ピラティスとウォーキングを一緒にしてもいいですか?

体調に問題がなければ組み合わせることもできます。運動量を急に増やさず、自分の体力に合わせて調整してください。

まとめ|ピラティスを有酸素運動か筋トレかの二択で考えなくていい

ピラティスと有酸素運動には共通する部分もありますが、すべて同じ運動ではありません。

また、ピラティスには筋肉を使う動きもあります。

しかし、一般的な筋力トレーニングと完全に同じものでもありません。

そのため、「ピラティスはどっち?」と無理に分類する必要はないでしょう。

まず、自分が何のために運動したいのかを考えてみてください。

そして、必要に応じてウォーキングや筋力トレーニングと組み合わせます。

一つの運動ですべてを解決しようとせず、自分の生活に合った運動習慣を作ることが大切です。

博多駅前でマンツーマンのマシンピラティスを始めたい方は、ELEM PILATES HAKATAへお気軽にご相談ください。

参考情報

PubMed「Pilates Method Improves Cardiorespiratory Fitness: A Systematic Review and Meta-Analysis」

厚生労働省「身体活動・運動の推進」

厚生労働省 e-ヘルスネット「筋力トレーニングについて」


ELEM PILATES HAKATA|店舗情報

ELEM PILATES HAKATAは、博多駅前にあるマンツーマンのマシンピラティススタジオです。

30代・40代女性を中心に、姿勢やボディライン、運動習慣づくりなど、一人ひとりの目的や身体に合わせたレッスンを行っています。

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〒812-0011
福岡市博多区博多駅前2-12-16
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