ピラティスとウォーキングの違いが分からず、「身体を整えたいならどちらをやればいい?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
どちらも身体を動かす運動ですが、目的や身体の使い方には違いがあります。
ウォーキングは、日常生活へ取り入れやすい身体活動の一つです。
一方、ピラティスでは呼吸や身体の位置を確認しながら、ゆっくりと動きをコントロールします。
そのため、「どちらが優れているか」ではなく、自分の目的に合わせて使い分けることが大切です。
今回はピラティスとウォーキングの違いを、30代・40代女性にも分かりやすく解説します。一緒に行うときの考え方も見ていきましょう。

ピラティスとウォーキングの違いを簡単に比較
まず、それぞれの特徴を大まかに比較してみます。
| 比較 | ピラティス | ウォーキング |
|---|---|---|
| 主な特徴 | 身体をコントロールしながら動く | 歩くことで身体活動量を増やす |
| 呼吸 | 動きと合わせて意識する | 自然な呼吸で行いやすい |
| 負荷 | 姿勢やマシン設定で調整できる | 速度・坂道・時間などで変わる |
| 場所 | スタジオや自宅など | 屋外や日常生活で行いやすい |
| 続け方 | 動きを学びながら行う | 移動や散歩として取り入れやすい |
このように、同じ「運動」でも役割は少し異なります。
ウォーキングは身体活動量を増やしやすく、ピラティスは身体の使い方へ意識を向けやすい運動です。
ウォーキングはどんな運動?
ウォーキングは、多くの方が始めやすい身体活動です。
特別なマシンを使わず、通勤や買い物、散歩など日常生活の中でも行えます。
また、歩く時間や速さを変えることで運動量を調整しやすいことも特徴です。
厚生労働省も、健康づくりでは日常生活を含めて身体活動を増やす考え方を示しています。
そのため、「まず何か身体を動かしたい」という方にとって、ウォーキングは取り入れやすい方法の一つです。
ピラティスはどんな運動?
ピラティスでは、ただ大きく身体を動かすことだけを目的にしません。
呼吸や骨盤、肋骨、背骨などの位置を確認しながら、動きをコントロールしていきます。
さらに、マシンピラティスではスプリングを利用できます。
そのため、エクササイズによって抵抗を加えたり、反対に動きをサポートしたりできます。
リフォーマーについて詳しく知りたい方は、ピラティスのリフォーマーとは?も参考にしてください。
違い① 身体を動かす目的
ウォーキングでは、歩くことそのものが身体活動になります。
一方、ピラティスでは「どのように身体を動かすか」に細かく意識を向けます。
たとえば、脚を動かすときも骨盤がどのように動いているかを確認します。
また、腕を上げる場面では、肋骨や肩へ余計な力が入っていないかを見ることがあります。
つまり、同じ運動でも身体へ向ける意識が異なります。
違い② 運動の強度
ウォーキングの運動強度は、歩く速度や時間、坂道などで変わります。
速く歩いたり、長い時間歩いたりすれば、身体への負荷も変化します。
一方、ピラティスでは動きの難易度や姿勢、スプリングなどで調整します。
そのため、ゆっくりした動きでも身体を支える難しさを感じることがあります。
反対に、初心者の場合はマシンのサポートを利用して難易度を下げることもできます。
違い③ 身体の使い方への意識
普段のウォーキングでは、身体の細かな位置まで意識せず歩いている方も多いでしょう。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
一方、ピラティスでは自分の身体の位置を確認する時間を多く取ります。
まず骨盤や背骨の位置を確認し、そこから手足を動かします。
その結果、「普段はここへ力が入りやすい」と気づくこともあります。
身体の基準となる位置については、ピラティスのニュートラルポジションとは?でも解説しています。

ピラティスとウォーキングはどちらが痩せる?
ダイエット目的の場合、「どちらがカロリーを消費する?」と気になる方もいるでしょう。
ただし、体重の変化は一つの運動だけで決まるものではありません。
食事、日常の身体活動、運動量など複数の要素が関係します。
そのため、ピラティスとウォーキングを単純に「痩せる・痩せない」で比較するのはおすすめしません。
たとえば、ウォーキングを日常へ取り入れれば、身体を動かす時間を増やしやすくなります。
一方、ピラティスでは筋肉を使いながら身体をコントロールするエクササイズを行います。
ダイエットとの関係は、ピラティスで痩せる?30代・40代女性が知っておきたいダイエットとの関係も参考にしてください。
「たくさん汗をかく運動=効果が高い」ではない
運動後にたくさん汗をかくと、「今日はすごく効いた」と感じることがあります。
しかし、汗の量だけで運動の効果を判断することはできません。
ピラティスでは、激しく動いていなくても身体を支えるために筋肉を使う場面があります。
そのため、汗の量よりも「目的に合った運動ができているか」を確認しましょう。
ピラティスとウォーキングは一緒にやっていい?
基本的には、どちらか一方だけに絞る必要はありません。
それぞれ特徴が異なるため、生活へ無理なく取り入れられるなら組み合わせる方法もあります。
たとえば、普段はウォーキングで身体を動かします。
そして、週の中でピラティスを行い、身体の使い方を確認する方法も考えられます。
ウォーキングかピラティスかを選ぶより、役割の違う運動として組み合わせる考え方もあります。

同じ日にピラティスとウォーキングをしてもいい?
体調に問題がなく、無理のない範囲であれば同じ日に行うこともできます。
たとえば、ピラティスの前後に軽く歩く程度なら、日常生活の中でも取り入れやすいでしょう。
ただし、長時間のウォーキング後に疲れている場合は注意が必要です。
疲労が強い状態で無理に難しいエクササイズを行う必要はありません。
その日の体調や運動量に合わせて調整してください。
ピラティスの前に歩く?後に歩く?
どちらが絶対に正しいという決まりはありません。
まず、スタジオまで少し歩く程度ならウォームアップのような感覚で取り入れやすいでしょう。
また、レッスン後にゆっくり歩いて帰る方法もあります。
一方、速歩きを長時間行う場合は疲労度も変わります。
そのため、「前か後か」だけでなく、歩く強度や時間まで含めて考えることが大切です。
運動初心者ならどちらから始める?
運動習慣がほとんどない方は、最初から予定を詰め込みすぎる必要はありません。
まずは日常生活で歩く時間を少し増やす方法があります。
そこへ週1回など、無理なく続けられる頻度でピラティスを取り入れてもよいでしょう。
逆に、自分一人では運動のやり方が分からない方もいます。
その場合は、先にマンツーマンで身体の動かし方を確認する方法もあります。
初心者の方は、マシンピラティス初心者が初回前に知っておきたいこともご覧ください。

30代・40代女性は「続けられる形」を優先しよう
仕事や家事がある中で、毎日まとまった運動時間を確保するのは簡単ではありません。
そのため、最初から完璧な運動スケジュールを作る必要はありません。
たとえば、通勤時に少し長く歩く日を作る方法があります。
さらに、休日や仕事帰りにピラティスを入れる方法も考えられます。
大切なのは、一時的に頑張ることよりも生活の中へ続けられる形で運動を入れることです。
ウォーキングだけではダメ?
ウォーキングだけでは意味がない、ということではありません。
歩くことは、日常の身体活動を増やす方法として取り入れやすい運動です。
ただし、運動にはさまざまな種類があります。
筋力を使う運動や、身体をコントロールする動きも組み合わせることで、運動内容に幅を持たせることができます。
そこで、自分の目的や生活に合わせてピラティスを追加するのも一つの方法です。
ピラティスだけではダメ?
反対に、ピラティスだけをしていれば日常生活で身体を動かさなくてもよい、というわけでもありません。
厚生労働省の身体活動に関する情報でも、運動だけではなく日常生活を含めて身体を動かすことが大切とされています。
そのため、スタジオで運動した日だけを「運動した日」と考える必要はありません。
歩く、階段を使う、家事をするなど、普段の身体活動にも目を向けてみましょう。
目的別|ピラティスとウォーキングの考え方
運動不足が気になる
まず、日常の歩数や身体活動を増やせるか考えてみましょう。
そのうえで、ピラティスを組み合わせる方法があります。
身体の使い方を学びたい
ピラティスでは、呼吸や骨盤、背骨などへ意識を向けながら動きます。
そのため、普段の身体の使い方へ目を向けたい方に取り入れやすいでしょう。
ダイエットをしたい
一つの運動だけに頼らず、食事や日常の身体活動も含めて考えることが大切です。
とにかく運動を続けたい
無理なく続けられる方法を優先しましょう。
毎日同じ運動をする必要はなく、予定や体調に合わせて組み合わせても構いません。
ELEM PILATES HAKATAでは日常生活も含めて考える
ELEM PILATES HAKATAでは、スタジオでのレッスンだけですべてを変えようとは考えていません。
まず、普段の運動量や生活リズム、ピラティスを始めたい目的を確認します。
そのうえで、現在の身体に合わせてマシンの設定やエクササイズを調整します。
また、「普段はどのくらい歩けばいい?」「他の運動と一緒にやってもいい?」といった相談も可能です。
スタジオの50分だけではなく、普段の生活まで含めて無理なく運動を続けられることを大切にしています。

ピラティスとウォーキングの違い|よくある質問
ピラティスとウォーキングはどちらがいいですか?
目的が異なるため、単純にどちらが良いとは言えません。日常の身体活動を増やしたい場合はウォーキングを取り入れやすく、身体の使い方を確認したい場合はピラティスという選択肢があります。
ピラティスの日も歩いたほうがいいですか?
必ず歩かなければいけないわけではありません。体調や普段の身体活動量に合わせて調整してください。
ウォーキングだけで運動不足は解消できますか?
必要な運動量は人によって異なります。ウォーキングは身体活動を増やす方法の一つですが、筋力を使う運動なども含めて幅広く身体を動かすことが大切です。
ピラティスの前後に何分歩けばいいですか?
全員に共通する時間はありません。歩く速さや体力、レッスン内容によって変わるため、無理のない範囲で取り入れましょう。
運動初心者でも両方できますか?
できます。ただし、最初から運動量を増やしすぎる必要はありません。生活に合わせて少しずつ取り入れてください。
まとめ|ピラティスとウォーキングは役割が違う
ピラティスとウォーキングの違いは、それぞれの運動で何を行うかを見ると分かりやすくなります。
ウォーキングは、日常生活の中でも身体を動かす時間を増やしやすい運動です。
一方、ピラティスでは呼吸や身体の位置を確認しながら、動きをコントロールします。
そのため、どちらか一方を選ばなければいけないわけではありません。
まずは、自分が何のために運動をしたいのかを考えてみましょう。
「どちらが上か」ではなく、自分の生活と目的に合う方法を組み合わせることが大切です。
博多駅前でマンツーマンのマシンピラティスを始めたい方は、ELEM PILATES HAKATAへお気軽にご相談ください。
参考情報
厚生労働省 e-ヘルスネット「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
PubMed「Pilates and multiple health outcomes: An umbrella review」
PubMed「The effectiveness of Pilates exercise in people with chronic low back pain」
ELEM PILATES HAKATA|店舗情報
ELEM PILATES HAKATAは、博多駅前にあるマンツーマンのマシンピラティススタジオです。
30代・40代女性を中心に、姿勢やボディライン、運動習慣づくりなど、一人ひとりの目的や身体に合わせたレッスンを行っています。
住所
〒812-0011
福岡市博多区博多駅前2-12-16
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