ピラティス前後の食事について、「食べてから行っていいの?」「終わったあと何を食べればいい?」と迷っていませんか。
せっかく身体を動かすなら、食事まで気をつけた方がいいのではと考える方もいるでしょう。
特に仕事帰りのレッスンでは、夕食を先に食べるのか、終わってから食べるのか悩みやすいところです。
ただし、ピラティスをするために特別な食事法を始める必要はありません。
まず大切なのは、運動前後の一食だけではなく、一日を通して必要なエネルギーや栄養を取ることです。
今回はピラティス前後の食事について、30代・40代女性が日常生活へ取り入れやすい考え方を解説します。

ピラティス前後の食事|まず知っておきたいこと
最初に覚えておきたいのは、「この時間にこれを食べなければいけない」という絶対的なルールはないことです。
厚生労働省の「身体活動とエネルギー・栄養素」に関する情報でも、身体活動量に合わせてエネルギー収支を保ち、必要な栄養素を過不足なく摂取することが基本とされています。
つまり、レッスン直前や直後だけを完璧にするより、普段の食生活まで含めて考えることが重要です。
ピラティスの日だけ特別にするのではなく、普段の食事を土台にする。
ピラティス前は食べてもいい?
レッスン前に食事をしてはいけないわけではありません。
一方で、満腹の状態ですぐ身体を動かすと、人によってはお腹の重さや不快感を感じることがあります。
そのため、通常の食事を取る場合は、余裕を持って済ませておくと動きやすいでしょう。
直前なら量を軽くする方法もある
仕事や予定の関係で、食事からレッスンまで十分な時間を空けられない日もあります。
そんな場合は、いきなりボリュームのある食事を取るのではなく、身体の負担になりにくい量へ調整する方法があります。
たとえば、おにぎりを少量食べる、バナナやヨーグルトなど普段から食べ慣れている食品を選ぶ、といった考え方です。
ただし、消化のしやすさには個人差があります。自分が運動中に重たく感じない量を見つけていきましょう。

空腹のままピラティスをしてもいい?
空腹だから必ずレッスンができないというわけではありません。
ただ、強い空腹感があると、運動へ集中しにくいと感じる方もいます。
また、「空腹で運動した方が脂肪が燃えるから」と、無理に食事を抜く必要もありません。
ダイエットでも食事を抜けばいいわけではない
体重や体脂肪の変化を考える場合、一度のレッスン前に食べたかどうかだけで結果が決まるものではありません。
エネルギー摂取量、日常の活動量、運動習慣などを長い目で見る必要があります。
減量について詳しく知りたい方は、ピラティスで痩せるのかを解説した記事も参考にしてください。
ピラティス後の食事はどうする?
レッスンが終わったら、「すぐプロテインを飲まなければ」と焦る必要はありません。
運動後の栄養摂取には意味がありますが、それだけでなく一日全体の食事量や栄養バランスも大切です。
International Society of Sports Nutritionのポジションスタンドでも、運動する人では一日を通した十分なたんぱく質摂取を重視する考え方が示されています。
まず普通の食事を整える
レッスン後に食事を取るなら、主食、主菜、副菜などを組み合わせると栄養を整えやすくなります。
- ご飯などの主食
- 肉・魚・卵・大豆製品などの主菜
- 野菜や海藻などを使った副菜
- 必要に応じて果物や乳製品
プロテインは便利な食品ですが、必ず飲まなければピラティスの意味がなくなるわけではありません。

ピラティス後はたんぱく質を取った方がいい?
身体を動かす方にとって、たんぱく質は大切な栄養素の一つです。
ただし、「運動したから大量に取ればいい」というものでもありません。
厚生労働省も、総たんぱく質摂取量が多ければ多いほど筋肉量が直線的に増えるわけではなく、身体活動量に応じて取ることが重要だとしています。
特別な食品より、普段の食事を見る
たとえば、魚、鶏肉、卵、豆腐、納豆、乳製品など、普段の食事にもたんぱく質を含む食品はあります。
そのため、まず日々の食事で十分に取れているかを確認してみましょう。
食事だけでは取りにくい状況であれば、補助的にプロテインなどを利用する考え方もあります。
夜のピラティス後、遅い時間に食べてもいい?
仕事帰りにピラティスへ通う方にとって、夜の食事は特に悩みやすいポイントです。
「夜だから何も食べない方がいい」と極端に考える必要はありません。
一方で、寝る直前に自分にとって重すぎる食事を取ると、食後の過ごしやすさに影響することがあります。
夕食を二つに分ける方法もある
帰宅が遅くなる日は、レッスン前後に食事を分ける方法もあります。
たとえば、レッスン前に主食などを軽く取り、終了後に主菜や副菜を含む食事を取るという形です。
こうすれば、強い空腹のまま運動することも、一度に大量の夕食を取ることも避けやすくなります。
ただし、自分の勤務時間や就寝時間によって合う方法は異なります。

朝のピラティス前は何を食べる?
朝は食欲がなく、何も食べずに出かける方もいるでしょう。
短時間の軽い運動なら問題なく感じる方もいますが、空腹で力が出にくい場合は無理をする必要はありません。
そんなときは、普段から食べ慣れているものを少量取ってから参加する方法があります。
- バナナ
- 小さめのおにぎり
- ヨーグルト
- パンを少量
- 果物など
反対に、朝からしっかり食べても問題なく動ける方なら、自分に合う食事量を選んで構いません。
朝と夜のレッスンについては、ピラティスの時間帯は朝と夜どちらがいいのかでも解説しています。
水分補給も忘れない
ピラティス前後の食事に目が向きやすい一方で、水分も忘れないようにしましょう。
特に暑い日や汗をかきやすい方は、レッスン直前になって大量に飲むのではなく、日中からこまめに水分を取っておくことが大切です。
また、レッスン中も必要に応じて水分を取ります。
のどが渇いてから一気に飲むのではなく、普段の生活から水分補給を意識しておきましょう。
ダイエット目的なら「運動したから食べない」は避ける
体重を減らしたい女性ほど、「せっかく運動したから夕食を抜こう」と考えることがあります。
しかし、食事を極端に減らす方法を長く続けるのは現実的ではありません。
厚生労働省の情報でも、健康の保持・増進には身体活動量に応じたエネルギー収支と、必要な栄養素を過不足なく取ることが基本とされています。
そのため、運動した日だけ食事を大きく削るより、普段の食事量や間食、飲酒などを含めて見直す方が考えやすいでしょう。
「運動したから食べない」ではなく、「運動する身体へ必要な食事を整える」。
30代・40代女性は完璧な食事を目指さなくていい
仕事や家庭の予定がある中で、毎日決まった時間に理想的な食事を取るのは簡単ではありません。
だからこそ、「ピラティスの日は絶対このメニュー」と細かく決めすぎなくても大丈夫です。
まず、空腹すぎる状態や満腹すぎる状態を避け、自分が動きやすい食べ方を見つけていきます。
次に、一日全体で主食・主菜・副菜などが大きく偏っていないかを振り返ってみましょう。
そのうえで、生活に無理なく続けられる形へ少しずつ整えることが大切です。

ピラティス前後の食事で避けたい極端な考え方
ピラティス前後の食事を考えるとき、次のような極端なルールを作る必要はありません。
- 空腹でなければ脂肪が燃えないと思い込む
- 運動後は必ずプロテインだけにする
- 夜のレッスン後は何も食べない
- ピラティスの日だけ極端に食事量を減らす
- 特定の食品だけを食べ続ける
- 食べたことへの罪悪感から運動量を増やす
食事も運動も、一回だけ完璧にするより続けられることが大切です。
なお、糖尿病などの持病がある方、医師から食事について指示を受けている方、妊娠中など個別の配慮が必要な場合は、一般的な情報だけで判断せず医療専門職へ相談してください。
ELEM PILATES HAKATAでは食べたことを責めない
ELEM PILATES HAKATAでは、ピラティスを続けるために極端な食事制限が必要だとは考えていません。
大切なのは、運動と食事を一時的なイベントにせず、普段の生活へ取り入れられる形にすることです。
たとえば、仕事帰りのレッスンで食事時間に迷う場合も、生活リズムを聞きながら無理のない方法を考えます。
また、ダイエットやボディラインを目的にしている場合でも、一度の食事だけを良い・悪いで判断する必要はありません。
身体を動かすことも、食べることも、無理なく続けられる習慣にしていくことを大切にしています。
ピラティス前後の食事|よくある質問
ピラティス直前に食事をしても大丈夫ですか?
食事をしてはいけないわけではありません。ただし、満腹の状態では動きにくく感じることがあります。時間が近い場合は量を調整するなど、自分が快適に動ける食べ方を選びましょう。
ピラティス後はプロテインが必要ですか?
必須ではありません。普段の食事で必要な栄養を取れているかをまず確認しましょう。食事だけで取りにくい場合に、補助食品として利用する方法があります。
夜のレッスン後に夕食を食べると太りますか?
一度の夕食時間だけで体重の変化を決めることはできません。一日の食事量や活動量なども含めて考える必要があります。遅い時間になる場合は、量や内容を自分に合わせて調整しましょう。
空腹でピラティスをした方が痩せますか?
空腹で行えば必ず痩せるとは言えません。減量は継続的な食事や身体活動など複数の要素が関係します。強い空腹で集中できない場合は無理をしないでください。
朝のレッスン前は朝食を食べるべきですか?
その人の体調や食習慣によって異なります。空腹で動きにくい場合は、食べ慣れた食品を少量取る方法があります。
まとめ|ピラティス前後の食事は一日全体で考える
ピラティス前後の食事は、難しいルールを作る必要はありません。
レッスン前は、空腹すぎたり満腹すぎたりしない、自分が動きやすい状態を作ります。
終了後についても、特定の食品だけに頼るのではなく、普段の食事を整える視点が大切です。
さらに、ダイエットを目的にする場合でも、運動したから食事を抜くという極端な方法へ寄せる必要はありません。
一日の食事、運動、生活リズムをまとめて見ながら、自分が続けられる方法を探していきましょう。
「何時に何を食べるか」だけではなく、「普段どのように食べているか」を大切に。
博多駅前でマンツーマンのマシンピラティスをお探しの方は、ELEM PILATES HAKATAで今の生活に無理なく取り入れられる運動から始めてみませんか。
参考情報
厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動とエネルギー・栄養素」
PubMed「International Society of Sports Nutrition position stand: nutrient timing」
ELEM PILATES HAKATA|店舗情報
ELEM PILATES HAKATAは、博多駅前にあるマンツーマンのマシンピラティススタジオです。
30代・40代女性を中心に、姿勢やボディライン、運動習慣づくりなど、一人ひとりの目的や身体に合わせたレッスンを行っています。
住所
〒812-0011
福岡市博多区博多駅前2-12-16
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